特産品

高敞覆盆子(トックリイチゴ)

高敞覆盆子(トックリイチゴ)昔、ある夫婦は後を継ぐ子供がなくて悩んでいたところ、遅れながらもようやく息子が生まれたのはいいが、その体が病弱すぎた。あらゆる良い薬を手に入れて飲ませたけど、あまり効果はなかった。そんな中、通りすがりのとある者に「木イチゴをたくさん食べると良い」と言われて定期的に食べさせたら、なんと驚くべきことに息子がとても元気になった。その息子はあまりにも健康になり力も強くなり、小便をすると、その尿の筋が尿壺をひっくり返してしまうくらいだった。そこからこの薬剤に「覆盆子(トックリイチゴ)」という名前が付いたと言われる。

高敞スイカ

高敞西瓜1974年から始まった高敞地方の野山開発は、約6000 haぜの全国一の広大な面積だった。当初は豆団地を造成する計画だったが収入が少なかったため、70年代後半からは本格的にスイカを栽培し始めた。今はスイカの生産量が全羅北道の65%、全国の15%を占めており、2,000 haの面積で74,000トン以上を生産、全国各地域で出荷している。
高敞スイカが糖度が高くて美味しい理由は、28℃-32℃の高温で育ち、土質面でも耕土が深く通気性の良い砂質の壌土で、水はけの良い黄土で育ったからである。

高敞ファント(黄土)ベギメロン

高敞ファント(黄土)ベギメロン「高敞ファント(黄土)ベギメロン」は、行政区域全域がユネスコ生物圏保存地域に指定された清浄な高敞郡で栽培された逸品の農産物。高敞ファント(黄土)ベギメロンはメロン栽培に最適な豊富な日照量と昼夜の温度差、ミネラルを含有した黄土、西海岸の海風で育ち果肉が柔らかく、高い糖度と豊かな香りで、消費者に最高のメロンに認識されている。

風川ウナギ(チャンオ)

風川ウナギ(チャンオ)禅雲山の河口で海水と淡水が合わさる仁川江エリアを風川(プンチョン)と呼ぶ。イトナギが淡水に上ってきて7〜9年以上成長しては、産卵のために太平洋の深い場所に回遊に行く直前、海水と淡水が合わさるエリアに留まるのだが、この時期にとれたウナギを風川ウナギという。
豊川ウナギは高敞を代表する特産品の一つで、とてもさっぱりとした味で香ばしく、高敞地方のもう一つの特産品である覆盆子酒を添えればコレステロール代謝を促進、豊川ウナギに含まれているるビタミンEと混合して、動脈硬化、癌、老化の抑制、疲労回復などの優れた効果があるといわれる。

支柱式万突干潟の海苔

支柱式万突干潟の海苔 高敞で生産するすべての海苔は、支柱式養殖法を採用している。支柱式養殖法とは、一定の間隔で竹杭を立て、ここにノリ網をくくりつけて、潮の満ち引きを活用して一定時間日光に露出させることで、海苔を光合成させて成長させる方法である。
高敞支柱式海苔は、タンパク質、ビタミンが豊富に含まれているだけでなく、カルシウム、鉄、リンなどのミネラルが豊富なアルカリ性食品で脂肪がほとんどなく、ダイエットにも優れた効果があるといわれる。

海風唐辛子

海風唐辛子高敞海風唐辛子は清浄地域である西海岸一帯で生産された唐辛子のことで、生育に適した日照時間、土壌、湿度など天恵の生態条件と七山海から吹いてくる海風で育ったため病虫害にも強いです。そして、全国最高のミネラルとゲルマニウムを含有量を持つ黄土で栽培し、海風と日光を利用して乾燥させているため、色が鮮やか、果皮は厚く、唐辛子特有の甘辛い味と香りが天下逸品です。

高敞ピーナッツ(落花生)

高敞ピーナッツ(落花生)80年代には全国の落花生生産量の35%を占めていた高敞ピーナッツは、90年代以降輸入ピーナッツに押されて栽培面積が減少されてきたが、近年では再び栽培面積が増える傾向にある。高敞ピーナッツを味わった人の言葉を借りると、他の地域ピーナッツと比較してずっとはるかに香ばしい味がするだそうです。

覆盆子酒

覆盆子酒美味しいトックリイチゴの果実だけで造酒したのが覆盆子酒。覆盆子(トックリイチゴ)とは木イチゴの一種で、辞書にはバラ科の落葉広葉高木と書かれている。禅雲山の名物である覆盆子酒は、公害のない深い山中に自生するトックリイチゴの実を婦女子達が6〜9月に採取して作ったお酒である。空気が入らないように陶器によく密封し2〜3年熟成させてこを酒の香りを感じることができ、その色は朝にきれいにさいたハマナスのように澄んだ赤色で、古くから精力剤として脚光を浴びてきた。トックリイチゴの果実を採集してお酒を仕込む作業は、禁男の区域で女性だけの手によって丁寧に行われるべしとされてきたが、陰陽の理によって男性の保養に効いたと説が伝わる。

ソマン黄土焼き塩

ソマン黄土焼き塩1年以上にがり抜きをした天日塩を黄土容器に入れたアルカリ性塩
高敞で200年間受け継がれてきた6代目陶器職人ラ・ヒスル先生が直接作った焼き塩。黄土焼き塩は黄土容器に入れられた天日塩が窯の中で焼かれる温度と時間が非常に重要で、代々火を取り扱ってきた職人技により、最も優れた品質の製品が作られている。

三宝竹塩

三宝竹塩竹塩の製造技術は、 代々開岩寺の住職に伝授されてきている。
現在の竹塩製造技能保有者であるヒョサン僧侶(ホ・ジェグン)も、開岩寺の住職に務まり竹塩製造技術を伝授され、これを、さらに研究・開発して優れた効能と品質の完璧な竹塩を製造している。竹塩は、韓国人固有の民間薬として、歴史的伝統と独創性において他に例がない程独特のものであり、文化財的価値において非常に貴重な文化遺産である。

雀舌茶

雀舌茶寺院を訪れるとよく接することができる雀舌茶だけど、禅雲寺の雀舌茶の味は 右に出るモノがなく、そのコクは中国茶以上であると言われる。
雀舌茶とは、茶の木から若い葉を採取して作った碾茶一種。
雀舌茶と名付けたのは、茶の木の若葉がスズメの舌先くらいのサイズに育ったときに採取するためである、若菜を採取する時期は穀雨節前後、若葉の長さがスズメの舌の長さくらいに育った頃である。

高敞刺繍

高敞刺繍韓国の刺繍は中国、日本の刺繍と同様に見えるが実は違う、韓国ならではの装飾美の特徴を有しており、女性達の忍耐によって生まれた職人技ともいえる工芸品である。人類が地球で暮らし始めて最初にぶつかった課題は衣食住で、この中でも衣生活の始まりは、動物の皮や木の皮、葉っぱなどを身にまとったり、繋ぎ合わせることで体を隠した。その過程で、針の運び方を変えるなどして生まれたのが織物技術で、その生地の上に初めて施された装飾が刺繍であったろうと考えることができる。そういった始点から見ると、刺繍は人の衣生活において初めて美を創造する作業であった。最初はシンプルに美しさを求めたが、風土や文化に対応した変化を店、衣服を通じた民族や職級などを表現し、それらの象徴となり、人を代表する一種の顔となった。

高敞陶磁器

高敞陶磁器高麗時代、高敞に大きな繁盛をもたらした高麗青磁から、朝鮮時代末期の酒の瓶やボールまで、千年を経て伝承されてきた韓国の陶磁器技術が盛り込まれた陶磁器である。陶磁器を作る原料をみてみると、主原料となる細砂、白土などと長石質が適度に含有されており、収縮率が少なく、粘着性をつける天然水、収縮の原料となる長石、石灰石がこの地で産出されているため、磁器所としての立地条件がよく揃っている。朝鮮中期以降300年を受け継がれてきた粉青沙器と朝鮮白磁などの伝統は、陶器の世界的な中興国である日本にもよく知られている。今は高麗青磁の象嵌類、粉青沙器の朝鮮陶磁を再現して、その命脈を維持している。

覆盆子の韓菓

覆盆子の韓菓覆盆子(トックリイチゴ)の韓菓は高敞の禅雲山一帯と海風が吹いてくる心元面一帯で栽培された良質の良い覆盆子のみを原料として使い、韓国独自の伝統的な方法で作っている。他の油菓とは違って覆盆子(トックリイチゴ)の香りが滲んでおり、油菓にトックリイチゴ味の独特さを加えた。

禅雲山の竹塩

禅雲山の竹塩ミネラルが豊富な西海岸の天日塩を竹、松、松脂、黄土を利用して、窯で800℃以上の高温で焼き上げる過程を経た塩です。竹塩は天日塩の不純物を除去し、重金属などの有毒物質を浄化、塩本来の有益な機能を活かしたミネラルが豊富な塩です。禅雲山の竹塩は、我々の先祖の知恵と職人技の結晶とも言えます。